理事のブログ

ありがとう松田直樹

ありがとう松田直樹!!




 今日は松田直樹メモリアルゲームに行ってきました!

松田が練習場で倒れた、というショッキングなニュースが入ってきたのは
もう5ヶ月前のこと。まだすごい暑い時期でした。

沢山の人の祈りも通じず、そのまま帰らぬ人となった松田直樹は、こころの底からサッカーを愛した人でした。
またこの上なくファンから愛されているプレーヤーでした。

2010年マリノスでのラストマッチ後の姿を、この動画で見るとそれがよくわかります。


【この日のために用意されたステージ】

会場に着くと、いつもと違う光景が目に飛び込んできました。


それはピッチの真ん中に刻まれた「3」の文字。
そうこれは松田直樹がずっと付けていた背番号の3。

この日は松田が常にピッチの上に一緒にいるんだというメッセージ。


その後選手が紹介され、往年の名選手がピッチに姿を表すとスタジアムのボルテージは一気に最高潮に。

90年代前半から、00年代前半と、日本サッカーが急激に成長をした時期に活躍をした名選手が顔を揃えました。

宮本、井原、俊輔、名波、中山、中田、カズと選手が一人一人出てくる事に盛り上がりが増してきます。
なかでも中田とカズの時は異常なくらいの盛り上がり。

城と小倉はなぜか歓声の中に笑いが。。
え!?この二人は出オチですか!!!!っていうレベルの笑いの量。(笑)


松本山雅、マリノスOB、ナオキフレンズの3チームの監督が出揃ったところで改めてこの日が特別なことを実感。

これだけのメンバーが松田のために集まる。
この事実で松田直樹というフットボーラーの偉大さが改めて分かります。


【この日のメッセージ】

選手が出揃ったところでこのメモリアルゲームの副実行委員長である佐藤由紀彦より挨拶。
印象的だったのが、

「おそらく今日このピッチのどこかにいるであろう松田直樹が嫉妬するくらい、みんなでサッカーを楽しんでやりましょう」

という言葉。
なんて松田に対する愛の溢れる言葉。

今日の試合を通して発信するメッセージは「サッカーは楽しい」ということ。


そしてそれは誰より松田自身が、現役生活を通して一番伝えたいメッセージでした。

佐藤由紀彦の挨拶の後
同じ思いをもった選手、サポーターが30秒の黙祷を捧げました。



【豪華二本立て】

この日は二試合のゲームが行われました。
1試合目は松本山雅vsマリノスOB。

これは、30分で行われました。
一見前座のような位置づけですが、前座ではもったいないほどの豪華な内容。

松本山雅は今年J2参入、現役選手が出ているし、今年から迎えた反町監督によって、より洗練されたサッカーを展開。

対するマリノスOBもすでに遠い昔現役を退いた人たちも混ざり構成されたチームでしたが、
あの日本サッカー界をリードしていた頃のマリノスの中心選手。
技術は衰えないということを教えてもらいました。

結果は松本山雅が1-0で勝利。

山雅はサイド攻撃から綺麗なゴールを決め、
選手全員で集まり天国の松田にそのゴールを捧げてました。



また、スタンドの両ゴール裏には各サポーターの熱い応援が響いていました。

16年間松田に熱い声援を送り続けたマリノスサポーター


横浜開催にもかかわらず駆けつけた多くの山雅サポーター。
松田は本当にいいクラブを選んだんだなあ。


【で、主役は誰?】

続いて2試合目。
マリノスOBvsナオキフレンズ

ナオキフレンズには、宮本、名波、中田、カズと超豪華なメンバー。
対するマリノスOBにも俊輔、中澤、井原。

僕がサッカーを始めた小学生時代に、夢中でその姿を追いかけていた選手達が勢ぞろい。
本当に夢のような時間でした。

試合開始直後に、カズに入るクサビのパスを、後ろから体をぶつけて奪う井原。
くーっ!!!!!!!!!!!!!!!!
たまらん!たまらんですよ。ヨダレが出てしまいます。


ただ、当然のことながら「動きのキレ」という意味では、OBはもちろんですが
これからシーズンインして、本格始動する現役選手達もあまりありません。


ただ、一人の選手を除いては。。。
































「準備できてるよ!」

ドドーン!


ちょwwカズさん、体きれすぎwwww


オフに徹底した体調管理、自主トレをし、先週はFリーグで試合に出たカズだけは
体がキレっきれでした。
こういう試合は必ず活躍するカズだけど。


いつものようにシザースで会場を湧かし、
コーナーで観客煽って湧かし、
入りはしなかったものの、惜しいジャンピングボレーに、胸トラからのバイスクルシュート。


前半は完全にカズさん劇場!!!!!!笑


これでもしバイスクルやジャンピングボレーが決まった日には、「持ってる」どころの騒ぎじゃない


「カズさん、持ちすぎ(爆)」



MVPとかがある試合ではないけど、これは完全にカズさんの試合だな、と思いかけました。


かけました。



というのも、この日の誰もが認めるであろうMVPは、おそらくキングカズではなく
松田の親友であり、このメモリアルマッチの実行委員長の安永聡太郎だったからです。

先制点はその安永の見事なループシュートによるもの。
試合後「直樹が降りてきた」と語る安永は今日の試合を一番盛り上げた選手でした。


結局、ナオキフレンズの猛攻も実らず、この安永が挙げた1点を守りきったマリノスOBが勝利しました。

結果も残し、プレーやパフォーマンスでスタンドを沸かした安永は間違いなくこの日の主役でした。



【不思議な現象】

「親友であり、実行委員長の安永の1点でマリノスOBが勝利するなんて出来すぎじゃない?」
「ヤラせっぽーい。」


はい。確かに。
僕もスタジアム行ってなかったらそう言ったかもしれません。

でも実際スタジアムで見ているとヤラセどころか、すごいガチンコ!
てか、こういう試合で1-0なんてロースコアな試合あるんですか!!!!?ww

って思うほどの真剣勝負っぷり。
まあ松田の友達が集まったんだから、全員負けず嫌いなのは間違いないか。




だからヤラセでもなく安永の1点で勝つなんて、出来すぎたストーリーが不思議なんですよね。

他にも今日は不思議なことがいくつか。


例えば、午前中降っていた雨も、試合が近くなるにつれ弱まり、試合が始まると止み、
第2試合のハーフタイムには日産スタジアムの上空から雲が殆どなくなりました。



まるで「サッカーの神様が天国にいる松田が見やすいように雲をどけてくれたのでは?」
なんてキザなことを考えてしまうようなエピソード。


さらに極めつけは、この日の最後の安永の挨拶中の出来事。


安永が松田の名前を出す度、音声に「ざざっ、ざざっ」というノイズが。

ここでも安永のファインプレー。







「これは直樹の悪戯です。アイツはこういうことする奴なんです!」



日産スタジアムは今日イチの笑いに包まれましたww


ただ、


面白いけど、ちょっと怖い!!!!!!!!!(爆)




皆が楽しそうにサッカーする姿を見て、嫉妬した松田が悪戯したんですかね。


だとしたら日産スタジアムに集まった一同、してやったりですねヽ(*´∀`)ノ
由紀彦の宣言通りやー。って。




とにかく終始、サッカーの素晴らしさに包まれた最高の一日でした。



【本当サッカーって最高】

安永が最後の挨拶で言った
「松田直樹が愛したサッカー、改めて素晴らしいと思った」
という言葉は、そのまま自分の今日の感想でした。

本当サッカーって最高。


深い悲しみを持って集まったみんなが、最高の時間を過ごせたと思います。

サッカーと松田直樹に感謝。


ありがとう松田直樹!!!!







大会情報
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

◆2/5(日)
 横浜FC観戦チケットが全員に、KAZUのサイン入りレプリカが1名様に!
 『KICK THE MINE CUP@YCU-フットサルで地雷サル-』開催!
 詳細はコチラから

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2012.01.22 Sunday | - | pookmark

フットサル大会でるなら、こんな大会はどうですか?

 GLOBE PROJECTが運営しているフットサルイベントは、
チームで参加をし、優勝を決め、上位チームに賞品が出るという

いわゆるオーソドックスな1dayフットサルイベントです。

ちょっとだけ他と変わっているのが、
大会収益で地雷除去や復興支援をしているということ。

フットサル大会参加をお考えの方、
フットサルを思い切り楽しんで、その上で社会に貢献する大会に一度
出てみませんか?!



横浜FC観戦チケットが全員に、KINGのサイン入りレプリカが1名様に!
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フットサルで地雷サル!?
『KICK THE MINE CUP@YCU』
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この大会は、収益から当日使用したコートと同面積の地雷が除去できる
費用を、タイカンボジア国境で地雷除去をしているNGOに寄付します。

■日時:2012年2月5日
■場所:横浜市立大学総合体育館
    ※京浜急行金沢八景駅徒歩5分(会場までの地図
■募集チーム数:16チーム(レベル制限なし)
■大会方式:予選リーグの後決勝トーナメントを実施。1試合8分。
■試合数:最低3試合保証
■参加費:1チーム8,000円
■賞品:横浜FC観戦チケット(参加者全体)
    カズ選手サイン入りレプリカ(1名)
    オリジナルTシャツ(優勝チーム)

募集チーム数達成次第、締め切りとさせて頂きます。
お申し込みはコチラから!!

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これまでフットサル大会を通して、多くの地雷原が除去されてきました。

現地にも毎年行っております。

支援先のPROは現在4期目のプロジェクトを行なっています。
3期目のプロジェクトの終了時には、現地で視察し、
そこで生活している人の暮らしの向上を肌で感じました。
(その際の記事です。)


Sportsを通して出来ることはまだまだあると思います。
なので、これからも定期的に開催したいと思います!



フットサル大会でるなら、こんな大会もどうですか?


2012.01.21 Saturday | GLOBE PROJECT | pookmark

石巻に行ってきました

この前の三連休、

初日は久々サッカーの日でした。

大人のチームの監督をやりたいな、と少し前から考えていて、
中学の同期と後輩(3個下と6個下)という面白いメンバーを集め
一日大会に出てきました。

思い切り楽しんで、しかも大会で優勝することもできました。



で、その足で夜行バスに乗り、石巻に行ってきました。

石巻は大学時代にお世話になった先輩が、石巻で仕事をしているということで
訪ねることに。生まれて初めての石巻でした。




震災から10か月がたとうとする石巻は、瓦礫の片づけもだいぶ進んでおり、
今は産業の復興とコミュニティ再生のフェーズにあるとのこと。

日和山公園から見た、石巻沿岸部に広がる何もない景色には、人が生活していた影が
全く感じられませんでした。

しかし、その一方で今回感じたことは、
新しく仕事を作ることや、町を再生させること、前よりももっと良い石巻をつくることに
取り組んでいる人の多いこと。また、そのパワーのすごいこと。

年末年始のTVでは被災時の映像が多く流されていましたが、
現地の今は中々知ることが、出来てなかったので
今回足を運び、現地で働く人から多くを得られたことは何にも代えがたい貴重な経験でした。


復興の道のりはこれから、まだまだ続きます。
今後も現地に行こうと思いますし、
普段現地にいないからこそ出来る事を考え、一歩一歩行動していきたいと思います。


最後に「つむぎや」の皆さんはじめ、今回お世話になったすべての方に感謝します。
有難うございました。

2012.01.10 Tuesday | - | pookmark

2555年

年が明けて3日目に支援先の地雷除去団体PROのリットさんから
Happy New Yearメールが来ました。
(プロジェクト以外のことでもメールが来るという、
こういうつながりがすごく嬉しいものです)

そこに書いてあったのが西暦の2012年と、仏歴の2555年。
調べたらタイでは仏歴が一般的に使われているみたいですね。

しかも5が3つ並んでいるよ、とか思っていたら、

タイでは「5」を「ハー」と発音するらしく、ネットなどでは笑いを表現するために
5を使ったりもするそうで、「今年はその5が3つも並んでいる!縁起いい!」
となっているそうです。


昨年は日本の大震災、タイでも国境紛争、大洪水と両国で大変厳しい出来事が続きましたが
2555年は笑って過ごせる年になることを祈ります。

2012.01.05 Thursday | - | pookmark

明けましておめでとう御座います。

明けましておめでとうございます!
昨年は大変お世話になりました。

今年も宜しくお願い致します!!!!


皆様はどんなお正月をお過ごしでしょうか?

僕は年末から高校サッカーを見て、天皇杯を見て、と例年通りの年末年始を過ごしておりました。
(大晦日には、女子W杯決勝の再放送に熱狂していた)

例年通りでなかったのは、全国高校サッカー選手権に、昔自分がコーチとして
関わっていたチームの選手が出場していたこと!

試合には残念ながら負けてしまいましたが、教え子の活躍に勇気と感動をもらいました。
そんな試合を観てしまったからか、今サッカーがしたくてたまりません。
2012年はサッカーをちょこちょこやろうかなあ、と思う今日この頃です。
(体動くかな。。)



GLOBE PROJECTの活動に参画したのが2007年の1月だったので、
ちょうど丸5年をここで過ごしたことになります。

この活動を始めたころから、続けていかなくては意味がない、
一過性で終わらせてはいけないと言ってきたので、5年間続いてきたこと、
首都圏だけではなく他の地域にも広がっていっていることは喜ばしいことです。

一方で続いていくと組織には、「まんねり化」「衰退期」「方向性の不一致」など
色々な問題も出てくるのでそうならぬよう、
初心を忘れず、新たなことにもチャレンジしていきたいです。



最後にコミットメントの意味も込めて、本業やGLOBE PROJECT以外で
今年のやることを下記に。


■「今年こそ英語!!!」
(あああ、もう初TOEICまで1か月を切ってしまった。。やばいやばいー。)

■「指導者ライセンスのリフレッシュ講習」
(時間作ってこつこつ受けてポイントためないと。。)

■「運動」
(のりでハーフマラソンにエントリーしてもうた。。サッカーもしたい。)

■「J1復帰」
(今年J2で優勝し、2013年のクラブW杯でバルサを倒すぞ!!!!!)


俺ら東京の誇り持ち歌い!
熱く燃やせ!緑のハート!!!!!




俺のヴェルディー!おーおー!おーヴェルディ愛している!!!!!!



東京ヴェルディ!

東京ヴェルディ!!!

東京ヴェルディ!!!!!!!





こんな僕ですが、皆さん今年も宜しくお願いします。

2012.01.02 Monday | - | pookmark

2011年

僕の2011年はGLOBE PROJECTとして年一度行なっている現地視察とは別で
行って来た個人的な現地視察からスタートしました。

これまでの活動の成果を確認すると共に、今後の方向性を考えることが主な目的でした。

ただその視察中の2月4日、帰国のためにバンコクへ向かっている最中に、
プレアヴィヒア周りで紛争が始まりました。

車中で地雷除去団体マネージャーのリットさんの電話が鳴り、つい先ほどまで自分たちがいたところで
砲弾が飛び交っていることを知りました。

地雷が除去された地で再び起きた悲劇に、大きなショックを受けました。


その約一ヶ月後、3月11日に初めて経験する巨大地震が日本を襲いました。

テレビからは、余りにも衝撃的でこれまで想像もしたことがないような世界が
日々現実のものとして流されました。

それを見る度、大きなショックと、無力感が自分を襲いました。


今年の前半に起きたこの二つの出来事から思ったのは、

破壊は一瞬であること。それも突然やってくること。
どんなに時間をかけて構築したものでも、一瞬で崩れてしまうということ。


一瞬で破壊されたものは、今後長い時間をかけて、また再び構築していかなくてはいけません。

その時に必要なことは、長期的なビジョンや、実現性のある計画、機能する組織、
資金、労働力、いろいろなものがあると思います。

その中で、スポーツの持つチカラとか、必要性というのは、何なのか?本当にあるのか?

というのが今年GLOBE PROJECTの活動をしながら、考えてきたことでした。

*


10/15 Utsunomiya

9/17 Yokohama

10/16,30,11/4 Waseda

11/23 with CUBE

FOOTBALL IS ART !!

Sports change the World

12/3 Takeshi Okada CUP


*

スポーツの持つチカラは、
人を元気にすることだったり、人と人をつなげることにあると思います。

長い時間をかけて行っていく構築に、一番必要なことは「希望」だと思います。
スポーツを楽しむことでその希望を生み出し、共有することが出来ると僕は思います。

震災からの復興はまだまだこれからですし、
地雷もまだまだ多く残っています。

GLOBE PROJECTはこれからもKICK THE MINE CUPと
DREAM TICKET CUPを開催して行きます。

今年も一年、色々な方にお世話になりました。
来年も宜しくお願いします。


2011.12.31 Saturday | GLOBE PROJECT | pookmark

2011現地視察


しばらく更新が滞っていてすみません。

今日は先日行われたGLOBE PROJECTの2011年度現地視察の報告会について。

GLOBE PROJECTは収益からコートと同じ広さの地雷原がなくなる
KICK THE MINE CUPを開催し、毎年一回運営したメンバーで現地に視察に行ってます。

この現地視察は今回で5度目になります。
その報告会を先日行ないました。

今回の報告会のスタイルは、特にテーマを決めずに、現地に行った人が
自分の感じたことを参加者に向けて発表するというスタイルで行いました。
私は今年の現地視察には参加していないので、話を聞くのを楽しみにしていました。

今回の現地視察報告会で改めて、現地で得られる物の大きさを実感しました。
現地で直接地雷原を見て、自分の言葉で地雷除去員と話をし
自分の耳で被害者の話を聞いて、初めて分かることが沢山あるなと改めて思いました。


印象的だったのが、視察メンバーの多くが口にしていた支援先の除去団体PROのマネージャー、リットさんの
「GLOBE PROJECTは私達と共に地雷除去を進めるファイターだ」
という言葉。

実際に地雷はなくなっているのか。
どのようにして、なくなっていってるのか。
自分達の活動は役にたってるのか。

今回の視察メンバーは、現地に行き自分達で「自分達の活動の先」を確認することで、
これらの疑問が解消できたとのことです。
本当に少しかもしれないですが、自分達で起こした行動が、確実に世界を変えているということを感じて来ました。


これまでに、GLOBE PROJECTの活動を通して現地へ行った人、
リットさんの言葉で言う、「共に地雷除去を進めるファイター」は100人を超えました。

この5年で活動は大阪にも、徳島にも広がりました。

今後も活動を続け、その中で、このように1人でも多くの行動を起こす人が増えればと思っています。
GLOBE PROJECTの活動に参加して現地に行く事でもいいし、他の形でもいいです。


今年の2月には、プレアヴィヒア寺院の周辺で
再び戦闘が起こり、かつて地雷を除去し終えた場所で
再び民間人を巻き込んだ戦闘が起きてしまいました。

今後このように再び、紛争が起きたり、地雷が埋められたりしたとしても、

1人でも多く、その現実に疑問を持ち行動を起こす人が増えれば、
問題は少しづついい方向へいくと思ってます。

日本でフットサルをする地雷除去ファイターを増やすべく
KICK THE MINE CUPを今後も開催していきたいと思います。

2011.12.30 Friday | 地雷 | pookmark

改めてスポーツの価値を問う

震災直後、無力感に襲われた。

力になりたい、 GLOBE PROJECTで何かしたい、スポーツで何かしたい、 そう思ったものの、それが本当に意味のあるものか、価値があるものか、 あまりの衝撃に少しだけ、考えてしまった。

正直少しの迷いが自分の中に生じていた。 被災地で今必要なものは、間違いなく自衛隊や消防隊、警察官、医者、原発で働く人など現地で体をはって活動する人達の支援だ。 こんな時にスポーツは何も価値がないものか、そう思った。 

昨日ある人の言動と行動によってその迷いが少し晴れた。 自分はもともとその人の影響でサッカーを始めた。 1987年生まれの自分は小学校入学を控えた年に、プロリーグが発足し、W杯もギリギリのとこまでたぐり寄せた。 その中心にはいつもカズさんがいた。カズさんをテレビで観て、自分は親にサッカーボールを買ってもらった。それはもう17年も前のこと。 未だに多くの影響を受けている。 いろんな事を考えたし、思い出した。



 
「サッカーをやっている場合じゃないよな、と思う。震災の悲惨な現実を前にすると、サッカーが『なくてもいいもの』にみえる。医者に食料……、必要なものから優先順位を付けていけば、スポーツは一番に要らなくなりそうだ。」 (http://s.nikkei.com/hgj6Up)
 
カズさんのこの言葉は、自分が今回の地震の直後と、GLOBE PROJECTとして初めて地雷原を訪れた際に思ったことと同じだ。
地雷原では普段の生活さえままならない状況で、サッカーやスポーツは、何の意味もないもののように思えた。
しかし困難な状況にいながらも彼等はサッカーを、スポーツを愛する。 いや、もしかしたら困難な状況にいるからこそ愛するのかもしれない。 スポーツに熱中する事で辛い事を一瞬でも忘れる事が出来るし、皆で一緒に楽しむ事で生きる力が湧いてくるのかもしれない。
 これは僕個人の感じ方だから、違う人が行けば違う感じ方をするかもしれない。 ただ、一つだけ間違いないのは、自分は現地に6回足を運んだが、行けばいく程この想いが強くなる。
地雷で片足を失った少年がサッカーをしている姿が今も頭から離れない。
 


 自分に出来る事は何か? 向こうが悲しい顔をしている時、こっちも一緒に悲しんで何か生まれるか? 向こうの立場になって考え、向こうの気持ちを思いやる事が何より大切な事は分かっているつもりだ。
 またその一方で自分達は、これからも生きていかなくてはいけない。どんなに辛い事があっても前を向いて生きていかなくてはいけない。
向こうも明るい顔、こちらも明るい顔。そんな時間をスポーツをしてる時、観てる時は共有できる。
スポーツは国境、人種、言語、宗教、お互いの置かれた立場を超えて、人と人との間でポジティブな感情を共有できる。
 
スポーツは前向きな想像力を人々に与える。
人間は前に向かって歩みを始める時、必ず先を照らす希望の光が必要になる。 スポーツの価値はその希望の光を灯すことにあると思う。 多くの人と新たな一歩を踏み出す勇気を、スポーツは与えてくれる。
 

 
だから自分はスポーツの価値を信じるし、 スポーツの可能性を信じる。
スポーツを通して人々は前向きな想像力を共有できる。 1人1人の力は小さくても、多くの人がアクションを起こせば大きな力になる。 スポーツの力はそこにある。


 
カズさんは先述の記事の中で、 「必要なものから優先順位を付けていけば、スポーツは一番に要らなくなりそうだ。」 と言った後にこう続けている。 「でも、僕はサッカーが娯楽を超えた存在だと信じる。人間が成長する過程で、勉強と同じくらい大事なものが学べる、『あった方がいいもの』のはずだと。」 「サッカー人として何ができるだろう。サッカーを通じて人々を集め、協力の輪を広げ、『何か力になりたい』という祈りを支援金の形で届け、一日も早い復興の手助けをしたい。そこに29日の日本代表との慈善試合の意義があると思う。」


 
人により考えは色々だと思うし、自分の中でもまだ100%ははっきりしていない。 ただそれでも今はスポーツの価値を、スポーツの可能性を信じている。 スポーツが「生きるための明るさ」となる希望の光を灯す可能性を信じている。 そして今後その希望の光が大きな力を被災地に届けると信じて、自分に出来る事を精一杯やっていこうと思う。

2011.03.30 Wednesday | サッカー | pookmark

地雷除去チームからのメッセージ

 大地震から一週間がたちました。
被害者の数も戦後最悪となってしまいました。

日々映像を通して目に入る悲劇に、ただただ言葉を失うばかりです。

1人でも多くの方が助かりますことを心から願うと共に、

今後自分の立場でできる事、
GLOBE PROJECTとしてできる事、

何でもいいので、被災地の復興に貢献したいと思ってます。

何か力になりたい、
そんな気持ちでいっぱいです。


また、GLOBE PROJECTがパートナーシップを組む
現地NGO「PRO財団」の地雷除去チームマネージャーのRuangrit氏より連絡を貰いました。

「今回の震災により多くの方の尊い命が失われたことに、深い哀悼の意を捧げます。
同時に被災された皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。
我々PROとその全地雷除去員は日本の皆様と共にいます。
PRO マネージャー Ruangrit」


2011.03.18 Friday | - | pookmark

ポジティブなニュース

視察三日目に昨年6月に訪れた、地雷原に行って来ました。 6月に自分が行った時はプロジェクト終盤で、中にも入れてもらい隅々まで見て来ました。 その時の視察から帰国した二週間後に、政府軍による最終チェックが終了し現地の人に手渡された、との報告をメールでリットさん(除去団体のマネージャー)から頂きました。 それから半年がたった今回、かつての地雷原は農地になり、地元の人は経済的に自立した生活が出来ています。 そしてこの日はその地元の人に話を聞く機会を持てました。 その方は、今はとてもhappyだ、と言ってました。 前は地雷があり危険で、更に農地が利用できず収入もほとんどなかったと。 地雷除去完了から半年。 地元には平和と、安らぎ、そして仕事に、自立した生活に対する誇り、多くのものがもたらされていました。 ** その後は被害者の方に話を聞きに行きました。 その方は昨年の五月に被害に遭い、右脚を失いました。 僕はその翌月、地雷原に訪問した際に一度お会いしている事があります。 今は長く歩いた時や寒い日だと少し痛むそうですが、普段は大丈夫とのことです。 失った脚は元には戻らないから、少しでも早く以前の生活に戻れるよう前向きに努力をしているとのことでした。 昨年6月に訪問した時はちょうど義足が家に届いた日でした。 あれから半年、彼は義足で歩くことは問題なく出来るようになり、現在は自転車に乗るトレーニングを行っている最中でした。 ** 半年前地雷原だった場所は農地になり、自立した生活を送れるようになりました。 半年前地雷で脚を失った人は義足を使いこなし、着実に元の生活を取り戻しつつあります。 このように半年の時間の経過で、少しずつではあるものの確実にいい方向へと変わってる現状があります。 またその一方で依然として多くの地雷原が存在し、人々から平和と仕事を奪っている現状があることも事実です。 地雷は誰かが被害に遭うか、除去されるまで半永久的に脅威をふるい続けます。 戦いが終わって20年後、30年後に被害に遭う人が後をたちません。 そして今も次の世代がその脅威の下暮らしています。 少しずつでも確実にいい方向へ向かえるよう、今後も日本でスポーツを通しこの問題に向き合っていきたいと思います。

2011.02.09 Wednesday | 地雷 | pookmark

プロフィール

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理事 栗原寛
3度の飯よりサッカーが好き、な24歳。
好きなものは、1にサッカー、2にサッカー、
3,4がなくて5にサッカー、6以降も多分しばらくサッカー。

「サッカーの可能性を通して、世界をよりよくしたい」という
想いのもと、2007年1月立ち上げ直後の
GLOBE PROJECTに加入しました。

この5年間で20回を超えるKICK THE MINE CUPを運営し、
約5,000人の参加者の方に来て頂きました。
その間、タイ・カンボジア国境の地雷原を6度訪問し、
地雷除去員、地雷被害者、地雷原のある農村に暮らす人、
その自治体の人と対話を重ね、
少しずつ確実に「変わっていく世界」と、一方で未だ多く残る
「変えなくてはいけない世界」の両方を体感してきました。

今後もフットサルを心から満喫でき、
かつ変わっていく世界を実感できる
『KICK THE MINE CUP』を創ることにこだわりながら、
この活動を世界各地に広げていくことが今の目標です。


2011年3月に大学を卒業し、
現在は都内のコンサルティングファームに勤務。
・好きなサッカー選手:三浦知良
・座右の銘:「サッカーは芸術・創造・勇気、120%の力!」
 

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